とことんハムスター飼育情報
肥満症 (ひまんしょう)
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 肥満症は色々な病気を引き起こしたり、ハムスターの寿命を縮めたりすることもあります。肥満にさせないためには、きちんとした栄養管理、運動ができる環境作りが大切です。不規則な世話の仕方もよくありません。
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原因
 肥満の原因は、高脂肪のエサの与え過ぎや食べ過ぎが最大の原因です。次にあげる原因として出てくるのが運動不足です。運動をさせカロリーをエネルギーにかえて消費させましょう。運動は肥満対策になりますが、運動でのダイエットは簡単ではありません。遺伝的なもの、ホルモンバランスの崩れも肥満には大きく影響します。不規則な世話の仕方もよくありません。肥満症は飼主の飼育方法に問題がある場合もかなりあります。
症状
 一言で言ったら「太ってる。」と言うことになりますが、太ったことより肥満が原因で引き起こす病気の方が怖いです。
応急処置と治療と予防
 太っていても肥満が引き起こす病気を併発していない場合は、必要以上に食べ過ぎているなら食事の量を減らしたり、食べている量が普通程度なら脂肪分の多いエサを減らし、野菜などの脂肪分の低いエサを今までより多くするように心がけましょう。特にひまわりの種などのナッツ類は脂肪分が多く毎日たくさん与えると短い期間で太ります。ひまわりの種=ハムスターのエサではありません。エサの1つであると考えたほうがよいです。ひまわりのエサは良いエサですが、それだけでは高確率で病気になってしまいます。偏ったエサの与え方は避け、栄養バランスのとれたペレットにしたり、逆にエサの種類をたくさんにして1つの種類の量を少なくするのも良い方法です。運動もさせましょう。1日30分くらいはストレス発散をかねて散歩させたり、回し車を飼育ケージに設置してあげたり、飼育ケージを広い物に替えてあげたりしましょう。不規則なお世話もホルモンバランスを乱す原因になったりします。不規則なお世話だと、今度はいつエサを与えられるかはっきり分からないので、世話をしてもらった時に異常にエサを食べる量が増えたり、ほお袋に貯め込んだり、体自体もいつエサを食べれるかはっきりしないので、体に栄養を蓄えようとして結果的に太ってしまいます。太るか太らないかは、ハムスター本人より飼主の飼育の仕方が大きく影響します。ハムスターの体のことを考えて太らせたくないなら、飼主がハムスターの食生活を健康的なものにして続けていくことが大切です。
肥満が引き起こす病気
 肥満が影響して引き起こす病気は色々あります。肥満は体に悪い影響を及ぼしますが良い影響は何もないと言ってよいでしょう。肥満が引き起こす病気には、腎臓病、肝臓病、皮膚病など色々あります。腎臓病はタンパク質や塩分のとり過ぎで発病します。体がむくんだり水を飲み過ぎるなどの症状がでます。肝臓病は肝硬変や脂肪肝などハムスターに多く見られる病気です。末期にならないと発症しないので、症状が現れた時には治らないほど病状が悪化していることがほとんどです。肝臓病は栄養バランスのとれたエサを考え、与え続けることが最善の予防策です。皮膚病のアレルギー性皮膚炎や栄養性皮膚炎などは、肥満が大きく影響しています。肥満が治らないと完治しません。肥満は病気を引き起こすだけでなく、病気の病状も悪化させるでしょう。
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