とことんハムスター飼育情報 |
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老 化 |
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ハムスターの一生はとても短いものです。可愛いハムスターが我が家にやって来て、すぐ大人になり、ジャンガリアンハムスターなら1年半〜2年程飼育していると徐々に目に見えて老けていくのがわかります。人間とは違い寿命の短いハムスターの老化のスピードは驚くほどです。犬や猫と比べても年老いていくスピードは早いです。ハムスターの飼育の本に、「ハムスターの老後」を記載したものがほとんどなかったので、あえて「とことんハムスター飼育情報」で取り上げることにしました。 管理人とことんは、ハムスターが大好きです。大好きなだけに我が家で飼育しているハムスターが、年老い始めると何ともいえない気持ちになってしまいます。とにかく年老いていくスピードが早過ぎます。ハムスターを愛情を持って最後まで飼育された方は、私と同じ経験をされた事と思います。飼育しているハムスターのぴかぴかな毛並みの艶が少なくなったように感じた頃から、徐々に加速したがら年老いていきます。肉体の衰えは病気と違い、元のように良くはなりませんので、衰えていくのを見守ってあげるしかありません。肉体が衰え体力が落ちてくると、今まで何も問題なかった飼育用品が、年老いてきたハムスターにはとてもハードな飼育用品に変貌していきます。例えば、ケージが2階建ての場合、階段の登り降りが大変になってきます。高さのあるエサ箱やトイレの中に入ることすら大変になってきます。回し車も回転の悪いものだと回せなくなってきます。見ていると、体力が落ちてなかなか出来なくなっていることを、一生懸命に、こなそうと努力しています。とてもけなげで見るに耐えないです。時を止める事は出来ないので、ハムスターの肉体が衰えていくのを止める事もできませんが、体力が衰えていくハムスターに飼主が手助け出来ることがあります。ハムスターの住み家を出来るだけバリヤフリー(段差をなくすこと)にしたり、回し車もベアリング付きの滑らかな物に取り替えてあげたり、隙間のある階段も裏に木の板を取り付けて、角度も工夫して緩やかにし、登り降りの時に足を踏み外さないように加工してあげたり、高さのあるエサ箱をやめて少し深さのある陶器の皿にしたり、どうしても段差ができてしまうなら床材を厚めにして、飼育用品を少し床材に埋めて段差を少なくするなどして、体力が落ちたハムスターが生活しやすいように、住み家をリホームしてあげることです。 管理人とことんは、飼育しているハムスターが年老いて、今まで通り行動できなくなってきたのを見かけると、住み家をバリヤフリー化します。親バカ(ハムバカ)と言われるかもしれませんが、年老いたハムスターが生活しやすいように住み家の中をかえてあげると、ハムスターが喜んでくれてるように私には思えます。住み家の中で満足そうに行動しているハムスターに声をかけると、嬉しそうによってくるんですよ。 エサも種を中心とした物より野菜を好むようになってきます。ひまわりの種などを入れても残す量が増えてきます。年老いてくると野菜を美味しそうに沢山食べるようになってきます。管理人とことんの家では、多くの種類の野菜を少しずつ入れてます。一日一回のエサの明細は、日によって違いますが、一番多いエサのパタンを紹介すると、ひまわりの種、麦、乾燥したトウモロコシ、キャベツ、キヌサヤ、ミニトマト、チーズ、煮干、キュウリ、カボチャ、ニンジン、市販されているビタミン入りの固形のエサで、少しずつ種類が多くなるようにあげてます。たまに追加するのは、リンゴ、かまぼこ、苺などを追加してあげてます。種類が沢山でビックリされるかもしれませんが、料理を作る前にハムスターの分を少し別にして、冷蔵庫に取っておくと、ハムスターは一度に沢山食べられないので、何日も持ちます。ハムスターが食べても平気な食べ物を、いろいろ料理をする前に、別にしておくと何種類ものエサを作ることが出来ます。ハムスターを飼育してて正しいかどうかは、はっきり解りませんが、多くの種類のエサを毎日あげた方が、エサの種類がすくないより、ハムスターが病気になりずらいような気がします。 年老いてくると、体力だけでなく免疫力までも落ちてくるみたいで、病気にかかりやすくなります。老化による脱毛や皮膚が赤く腫れたり、しこりが出来たりすることもあります。心配してると、自然と直ってしまう場合もあります。何度か管理人とことんも、ハムスターを動物病院に連れて行ったことがありますが、動物病院の先生も犬や猫は詳しくても、ハムスターのことはあまり詳しくない先生も結構おられます。見てもらってて大丈夫?と思ってしまったこともあります。年老いたハムスターの体にしこりができて、動物病院に連れて行くと必ず言われる事があります。「手術をしてもかまわないが、歳を取っているので体力が持たなかったり、手術がハムスターのストレスになって、かえって寿命を短くしてしまいます。薬で良くなる場合もありますので、薬を飲ませてみましょう。」と何件かの動物病院に言われました。手術をしてくださいと言った訳でもないのに、どこの動物病院も同じ事を言うので、動物病院での、受け答えのマニュアルでもあるのかなと思ったくらいです。でも、動物病院で頂く薬、結構効き目あります。完全に直りきるまではなかなか行きませんが、症状が目に見えてやわらぐのがわかります。何件かの動物病院に行ってみましたが、何が原因で、どういう病気で、なんという病名なのか話してくれた動物病院は1つもありませんでした。「どこの動物病院も薬を飲ませて様子をみてみましょう。」ばかりです。納得の行く、動物病院が近くになくて残念に思います。 大切なハムスターが年老いてきたら、そこからが飼主の愛情の見せ所です。年老いていくのを見るのはとても辛いことですが、辛いぶん愛情をハムスターに注いで気を紛らわしましょう。年老いたハムスターを現在飼育されてる方、年老いたハムスターが少しでも長く幸せでいられるように、一緒に頑張りましょう。 |
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ハムスターの飼育用品 → | エサ | ケージ | トイレタリー | ウォーターボトル | 食器 | かじり木 | ホイール | その他A | その他B |
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老化によって起こる体の変化と行動 |
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つやつやな毛並みの艶が減ってくる | ||||
毛が少しずつぼさぼさになってくる | ||||
毛の量が少なくなってくる | ||||
目の艶が少なくなってくる | ||||
耳がぴんとしなくなったりする | ||||
耳がくしゃくしゃになってきたりする | ||||
体重が少しずつ減ってくる | ||||
足腰が弱ってきます | ||||
野菜などの重いエサを持てなくなってくる | ||||
ひまわりの種より野菜が好きになってきます | ||||
動きが遅くなって、よぼよぼしてきます | ||||
馴れていたハムスターが臆病になってきます | ||||
呼んでも以前より反応しなくなります | ||||
巣箱にいる時間が多くなります | ||||
寝ている時間も多くなります | ||||
夜中でも寝ていることが多くなる | ||||
体力が落ち、いろんな病気にかかりやすくなります | ||||
皮膚が赤く腫れたりすることもあります | ||||
体にしこりができることもあります | ||||
冬毛から夏毛にかわるとき、毛が抜けてもなかなか生えてこない事も | ||||
毛がなかなか生えてこない所を毛づくろいして爪でひっかいてしまったりする | ||||
その他 | ||||
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