とことんハムスター飼育情報
寿 命
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 ハムスターの寿命は、ゴールデンハムスターで約3〜4年、ジャンガリアンハムスターで約2〜3年です。寿命には個体差があり、遺伝や生活環境、食べ物などで変わってきます。
 飼育されているハムスターは飼主がきちんと面倒をみて病気にならなければ、野生のハムスターより長生きします。野生では歳を取って自分の力で食べ物を獲ることができなくなれば即死につながりますし、歳を取って動きが遅くなれば外敵に襲われる危険も多くなります。飼育されているハムスターなら歳を取って、よぼよぼになってもエサを与えられ、外敵から襲われる心配もないため長生きします。ただ、それがハムスターにとって幸せなことなのかは解かりません。野生下で自由に行動でき、たとえ生きていくのが厳しいことであっても、その方がハムスターにとって幸せかもしれません。よく飼い猫と野良猫とどちらが幸せか議論されることがありますが、ペットを飼うのは人間の欲望(エゴ)のひとつでもあるので、ペットとして飼育したら寿命まで愛情を持って面倒をみることが大切なことだと思います。責任を持って寿命まで面倒をみる自信がなければ、生き物を飼うことはやめた方がよいでしょう。飼育されるペットたちは飼主がすべてです。食事どころか自分では水さえ飲むことが出来ません。曖昧な気持ちで飼い始めたら、飼主自体も困ってしまうでしょう。生き物を飼育することに関しては、自信が無ければ手を出さないことです。ハムスターではないですが2004年に保健所に連れて来られた犬が日本中で20万匹もいたそうです。そのうち一割が新たな飼主の元へ貰われていきましたが、残りの9割18万匹が処分されたそうです。安易な気持ちで犬を飼育した結果です。一時的な感情だけで生き物を飼い始めないことです。ペットを飼育したいと思ったら、愛情を持って最後まで面倒がみれるのか?住宅事情は大丈夫か?金銭面で大丈夫か?飼育する時間が毎日取れるのか?など冷静に考えてみることがとても大切です。ペットを飼いきれなくなると言うことは、かなりの確立でそのペットの死を意味します。また、犬の話で申し訳ありませんが、保健所に連れてこられた犬達は自分がどうなるか動物の勘で解かるのかとても悲しい顔して脅えているそうです。ペットを保健所に連れて行く飼主は飼主失格というより人間失格だと管理人とことんは思います。(保健所に連れて行かなくても遠い場所に置き去りにしたり、放してしまっても同じ事)安易な気持ちでペットは飼わないことです。
 ハムスターは繁殖力がある動物です。繁殖力が高い生き物ほど、外敵に食べられてしまう危険が多い生き物であることが多く。寿命も短い。極端な言い方をすれば、新旧交代をどんどんしていくことが子孫を残し、変っていく環境に適合する武器にもなっているということです。実際にネズミ類はこの方法で、地球上の生き物の中でも、とても繁栄している種です。
 動物の寿命は、体重が重いほど、大きさが大きいほど、すべての動物にあてはまるものではありませんが長生きの傾向があります。動物の本を読むとたまに、動物の寿命は、心拍数や呼吸数に関係があるという学説を目にすることがあります。(大型の動物も小型の動物も一生に約15億回心臓が鼓動するそうです。)その内容はと言うと、地球上の動物は、一生における心拍数や呼吸数は、ほぼ同じなので時間当たりの心拍数や呼吸数が多い動物ほど寿命が短く、時間当たりの心拍数や呼吸数が少ない動物ほど長生きというものです。つまり、大型の動物ほど時間当たりの心拍数や呼吸数が少ないので長生きで、小型の動物ほど時間当たりの心拍数や呼吸数が多いので寿命が短いということになります。それに体重あたりの酸素消費量の大きい動物ほど、(小型の動物ほど)寿命が短いというものです。ハムスターは小動物で時間当たりの心拍数や呼吸数はとても多く、実際に人間と比べてもとても短い一生ですが、ハムスターにとっては、短い一生ではないかもしれません。
 生き物の命には限りがあり、どんな動物でも寿命という限られた時間の中で、何事もなければ、生まれ、成長し、繁殖して子孫を残し、歳をとって死んでいきます。大きな動物も、小さな動物も一生の密度は同じということになります。
 学説的には理解できますが、実際にハムスターを愛情を持って飼育していくと、我々人間には、ハムスターの一生はとても短く感じられます。ジャンガリアンハムスターなら、若々しい時期にペットショップなどから我が家に来て、2年程過ぎた頃から老化が目立ち始め、2年半程するとめっきり老けて来ます。この先は書き表したくありません。ハムスターだけに限りませんが、愛情を持って飼育すればするほどペットが年老いてゆくのはとても辛いことです。
 特に寿命の短いハムスターは、時間的に一生の密度が濃いために、あっという間に、成長し、年老いて死んでいくように感じるでしょう。ハムスターを飼育したことがない方には信じられないかもしれませんが、可愛がっていたハムスターが死んでしまうとしばらくの間、立ち直れません。今までにペットが亡くなって立ち直るのに時間がかかったことのある方は、ハムスターを飼育しない方がよいかもしれません。
 縁があってハムスターを飼育することになったら、あなた様もハムスターも幸せになるような心意気で飼育して欲しいなと思います。ペットになったハムスターが寿命をまっとうできるようにして行くのが、飼主の最低限の務めだと思います。
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