ハムスターを飼育する前に
ハムスターはとてもキレイ好き
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 ハムスターが行動している時、観察しているとエサを食べては毛づくろい、回し車で走ったら毛づくろい、ケージの中を歩き回っては毛づくろいと頻繁に自分の体をキレイにしているのに気がつきます。毛づくろいは飼主にとってたまらなく可愛い仕草ですが、ハムスターにとっては自分の体を健康的に保つための大切な習性です。
 野生のハムスターの巣は、土に穴を掘っていろんな部屋を持っていますが、わざわざトイレ専用の部屋を作っているほどです。飼育してみると気がつきますがおしっこも巣箱から少し離れたほとんど同じ場所にします。ハムスターは自分の寝る場所や巣箱の中をおしっこで汚すことはめったにしません。不思議なことですがおしっこはめったにしませんがフンは気にしないでしています。(寒い時期、巣箱から出たくないのかたまに巣箱の中でおしっこをしてしまうハムスターはいます。)
 野生では、巣穴を中心として縄張りを持って暮らしています。おしっこもフンも自分の巣穴のトイレの部屋でしたり、巣以外ならハムスターの好きなように出来ます。食べかすもハムスターの好きに捨てられますが、飼育されているハムスターは住み家だけの範囲しかないので、おしっこもフンも食べかすも狭い場所に集中してしまいすぐに汚れてしまいます。いくらハムスターがキレイ好きな動物で毛づくろいを頻繁にしても、住み家の衛生状態が悪ければ病気になってしまいます。
 ハムスターは比較的、皮膚病になりやすく皮膚病になると毛が抜けてくることが多いように思います。毎日残ったエサの処理や食べかすの処理、飲み水の交換、とくに汚れている所を掃除しましょう。夏場なら一週間に一度、冬場なら二週間に一度は最低でも大掃除をしましょう。トイレはハムスターによって砂を浴びる場所になっている場合もありますので、トイレ砂をまめに交換してください。ケージなどの住み家を含め水洗いできるものは水洗いし日光に当てて乾かしましょう。日に当てると殺菌作用があります。

 大掃除のとき見落としがちなのが巣箱の中です。外から見ると分かりませんが巣箱の中は触りたくないくらい大変汚れている時が多いです。最初に書いたように野生のハムスターの巣はいろんな部屋に別れてますが、飼育されているハムスターの巣は部屋が一部屋しかありません。そのため一部屋で多目的に使用するしかなく、エサの貯蔵庫からトイレ、寝室と一部屋で全部することになってしまいます。フンと持ち込んだエサと巣材が混じって湿っぽくなっていてものすごく汚れています。
 ハムスターには悪いですが巣箱のふたを開け中の物をすべて捨てて新しい巣材に換えましょう。プラスチックで出来ているものはふたを開け水洗いし、日光に当てて乾かしましょう。木などの巣箱も中に入っているものをすべて出し、入り口から水を流し入れ中に何もなくなったら日光に当てて乾かしてください。巣箱はできればもうひとつ用意し、大掃除で水洗いし日光に当てて乾かしている巣箱と交換で入れてあげると便利です。掃除の時間も短縮でき日光にたくさん当てられるので殺菌作用もより効果的で、掃除しているあいだ待っているハムスターの負担も軽くなります。大掃除はハムスターの健康のため大切ですが、ハムスターにとっては掃除されている間、他の入れ物に入れられたり、掃除が終わった後も自分の匂いがとても少なくなっているため、自分の住み家にもどってもしばらく落ちつかないようです。
 
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