とことんハムスター飼育情報
その他の病気・病気以外の症状
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 ハムスターがかかる病気にもさまざまな病気があり、予防できない病気も沢山ありますが、逆に予防できる病気も沢山あります。ハムスターを病気から守るためにも予防できる病気に関しては、飼主の努力によって病気にかかりにくい環境を作ってあげることが大切です。飼育ケージ内を清潔に保ち、偏ったエサの与え方を改め栄養バランスのとれたエサを続ける、飼育ケージを寒すぎる場所や暑すぎる場所に置いたり、うるさ過ぎたり他の動物がいるなどでストレスを感じてしまうような所を避けるだけでも病気にかかる可能性がだいぶ減ることでしょう。基本的にハムスターも人間も病気にかかりにくい環境はいっしょなので難しく考える必要はありません。人間が辛いと思うことや汚いと思うことなどをハムスターに続けてすれば当然どこか体調が悪くなり病気になってもおかしくはありません。ハムスターにとって快適な生活環境を作ってあげることが、予防できる病気から結果的に遠ざけることにつながります。
疑似冬眠 (ぎじとうみん) 疑似冬眠は病気ではありません。 病気・ケガ早見表へ戻る
原因
 ハムスターはカエルやカメなどのような冬の寒い間、何も食べず眠り続けるような冬眠はしません。野生では寒くなると巣穴にこもり、たまに蓄えてあるエサを食べたり、トイレにいったりしながら多くの時間を寝て過ごします。ただ、あまりにも寒くなると呼吸や心拍数、体温が極端に低下し、死んだように動かなくなってしまいます。この状態が疑似冬眠です。疑似冬眠はハムスターが本能的に寒さから身を守るために持っている自衛手段です。疑似冬眠は以外と体力の消耗も多く、疑似冬眠を何度も繰り返すのは体によくありません。ペットとしてハムスターを飼っているなら温度管理に気をつけて疑似冬眠させないようにしましょう。疑似冬眠は温度が5℃以下になると代謝を極限にまで低下させ体温を低くし、凍ってしまったようになります。温度変化が大きいと10℃くらいでも疑似冬眠してしまうことがあるそうです。夏場のクーラーの効きすぎも注意した方がよいかもしれません。疑似冬眠に驚き急激にハムスターを暖めるようなことは絶対にしてはいけません。下手をするとそのまま死に至ることもあります。体に負担が少ないように少し暖かい温度で時間をかけて暖めてあげましょう。ハムスターを軽く柔らかい物で包んで、自分の着ている服と胸の間で体温を使ってゆっくり暖めてあげるのがベストです。
症状
 あまりにも寒くなると呼吸や心拍数、体温が極端に低下し、死んだように動かなくなってしまいます。この状態が疑似冬眠です。疑似冬眠はハムスターが本能的に寒さから身を守るために持っている自衛手段です。疑似冬眠はハムスターの体にかなり負担をかけるものです。
応急処置
 疑似冬眠に驚き急激にハムスターを暖めるようなことは絶対にしてはいけません。下手をするとそのまま死に至ることもあります。体に負担が少ないように少し暖かい温度で時間をかけて暖めてあげましょう。ハムスターを軽く柔らかい物で包んで、自分の着ている服と胸の間で体温を使ってゆっくり暖めてあげるのがベストです。他に使い捨てカイロを使かったり、ペット用ヒーターを使って暖めてもよいでしょう。どちらも直接ハムスターに当てないで急激に温度を上げないためにも、タオルなどを何枚かに折り間に入れましょう。砂糖を溶かしたぬるま湯や蜂蜜を飲ませると、一時的に体力が回復します。
治療
 疑似冬眠に驚き急激にハムスターを暖めるようなことは絶対にしてはいけません。下手をするとそのまま死に至ることもあります。体に負担が少ないように少し暖かい温度で時間をかけて暖めてあげましょう。ハムスターを軽く柔らかい物で包んで自分の着ている服と胸の間で体温を使ってゆっくり暖めてあげるのがベストです。他に使い捨てカイロを使かったり、ペット用ヒーターを使って暖めてもよいでしょう。どちらも直接ハムスターに当てないで急激に温度を上げないためにも、タオルなどを何枚かに折り間に入れましょう。砂糖を溶かしたぬるま湯や蜂蜜を飲ませたり、ビタミン剤を与えて体力をつけさせましょう。ドライヤーによる温風マッサージや温水浣腸などをし、疑似冬眠から覚ます方法もあるそうです。
予防
 飼育ケージを置いている場所の温度管理を徹底することや寒い時期は巣材を暖かい物に替えてあげたり量を増やしてあげましょう。
日射病、熱射病  
原因
 暑さや直射日光でハムスターがまいってしまい、ぐったりしたり、体が熱くなり、全身で息をし弱々しく動きます。下手をすると脱水症状を起こし死んでしまうこともあります。日差しの強い日に窓から直射日光が当たる所に飼育ケージを置いたり、真夏の蒸し暑い日に暑さ対策をしないまま家族中で出かけてしまったりすると、取り返しのつかないことになってしまうでしょう。
症状
 暑さや直射日光でハムスターがまいってしまい、ぐったりしたり、体が熱くなり、全身で息をし弱々しく動きます。下手をすると脱水症状を起こし死んでしまうこともあります。
応急処置
 体が熱くなっているからといって急激に体を冷やしてはいけません。冷やす温度は寒さを感じるような温度は避け、涼しく感じる温度から徐々に冷やしてあげた方が体に負担がかかりません。冷風や水風呂でハムスターの体を冷やしてあげましょう。熱で内臓などがやられてますので、できるだけ早く動物病院に連れて行ってあげましょう。連れていく時はなるべく揺らしたり衝撃を与えたりしないようにしましょう。
治療
 日射病や熱射病を甘く見てはいけません。熱で内臓などがやられてしまうため、急いで動物病院に連れて行きましょう。動物病院では氷水に入れたり、消毒用のアルコール風呂に入れて熱をさまします。応急処置のとき獣医さんがやっているからといって、いきなりハムスターを氷水のお風呂に入れない方がよいです。日射病や熱射病にかかると二次的な病気が起き、臓器不全になることもあります。
予防
 飼育されているハムスターは、本来野生で生活している場所との違いによる気候の違いや生活環境の違いで、飼主が温度管理をしっかりしてあげないと日射病や熱射病に簡単になってしまいます。ハムスターの種類の多くは乾燥したステップみたいな地域に住んでいます。そのため日本の蒸し暑い夏はハムスターにとって過酷な季節そのものです。ハムスターは夜行性のため、もともと直射日光には当たることが少ない動物なので日光浴もほどほどがよいです。
備考
 管理人とことんがハムスターを飼育していて、一番大変だと感じる世話が温度管理です。近年の日本の夏は温暖化の影響もあり人間でも蒸し暑くてまいってしまいます。日本人はもともと日本で生まれ育っていても辛いのに、ハムスターはもともと野生では乾燥地帯に暑さ寒さをしのげる巣穴を堀って、飼育されている温度環境より快適に暮らしています。特に、乾燥地帯に住んでいたハムスターには日本の蒸し暑い夏は体にこたえるようです。暑い季節は、飼育ケージの置き場に注意が必要です。飼育ケージを直射日光が当たらない日陰の風通しの良い場所に置いてあげましょう。そんな場所でも温度が高すぎて暑い場合には、クーラーや扇風機の風が効いている部屋に入れてあげましょう。一番注意しなければいけないことは、温度対策もしないで家族全員で出かけたり、温度管理されていない部屋や場所に飼育ケージを放置することです。少しの時間出かけるならクーラーをつけたままでかけたり、少し長く出かけるならペットボトルの2リットルに水を入れ凍らせ、すぐ解けないように新聞紙3枚位で包み飼育ケージに乗せて出かけると良いでしょう。半日くらいは軽く持ちます。旅行や出張で何日か家を留守にするときは知人にハムスターを預かって頂きましょう。なかなか預かってくれる方が居ないのが実状だと思いますが、ハムスター仲間や仲の良い近所の方に前もって話しておくと良いでしょう。お金はかかりますが動物用のホテルでもハムスターを預かってくれるお店があります。日本の夏がこれだけ蒸し暑い状態が続いたり、悪化して行ったら、飼育しているハムスターの温度管理をしてあげないと日射病や熱射病で簡単に死んでしまうでしょう。野生では水をあまり飲まなくてもエサから水分を補っていますが、飼育されているハムスターには常に給水器などで新鮮な水を与え脱水症状にならないようにしましょう。ハムスターは全身立派な毛で覆われていますので、飼主より体感温度や体感湿度が高いです。
腫瘍 (しゅよう) 病気・ケガ早見表へ戻る
原因
 原因としては遺伝的な要素もあり、食生活の悪さから肝臓ガンになる可能性や飼主がタバコを吸い、いつもいっしょの部屋にいるような環境だとハムスターも肺がんなどの腫瘍におかされる確立は高くなります。飼育環境が悪すぎてストレスなどから発展してしまうこともあります。腫瘍には悪性のものと良性のものがあります。目に見える所だけでなく体の内部などにもできます。年齢があがるとともに免疫力が関係しているのか発生率があがってきます。体にしこりができたら腫瘍か化膿した膿の可能性があります。化膿が肝臓にできれば肝不全(かんふぜん)、腎臓にできれば腎不全(じんふぜん)、子宮にできれば子宮内膜炎(しきゅうないまくえん)や子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)の症状がでます。腫瘍は早期発見、早期治療が必要です。
症状
 体の表面近くにしこりができた場合は症状に気が付きやすいですが、体内の腫瘍はよほど大きくなるか臓器に転移して重い症状がでないと解かりにくく発見できずに手遅れになる場合がほとんどです。
応急処置
 飼主には応急処置はできません。体の表面にしこりを見つけたら早く動物病院に連れて行きましょう。徐々に症状が目立つようになる病気ですが、寿命の短いハムスターは成長や老化も早いですが病気の進行もとても早いです。食欲があり元気があるからといってほおっておくと手遅れになってしまうことも多いです。
治療
 しこりが化膿した膿であれば切開して膿を出し抗生物質を投与すれば多くの場合治ります。良性の腫瘍の場合も問題ありません。悪性の場合は早期発見し早期治療すれば良くなる可能性が出てきます。腫瘍を外科的処置で摘出します。摘出しきれない場合は抗がん剤を使用して治療します。治療後は体力をつけさせるために食欲が落ちないようにエサを工夫したりしましょう。手術の痕をハムスターが舐めたりいじったりしてないか、化膿してないか、再発してないか毎日チェックしましょう。
予防
 ペットとして我が家に連れて来たときから、栄養バランスのとれたエサの与え方を続けたり、飼育ケージ内を衛生的に保ち、できるだけストレスを蓄積させないようにしましょう。遺伝的な要素もありますので予防は難しいですが、体の中から改善して病気を遠ざけるようにしていくしかないでしょう。高齢になればなるほど免疫力が低下していくのか、しこりが出来やすくなるようです。高齢になったハムスターは、しこりだけに限らず体の異変に早く気がつくためにも、毎日体をチェックしましょう。
備考
 体に腫瘍ができて動物病院に連れて行くと、悪いところを外科的処置で手術をし摘出するか、手術をしないで抗生物質とビタミン剤などの飲み薬で様子を見ながら治療するか聞かれることがあります。どうしてそのような質問をするのか獣医さんに聞いてみたら、「手術をしてうまく腫瘍を摘出しても、手術をしたことによるストレスでかえって寿命を短くしてしまうことも多いので、薬でようすを見ながら治療した方が良いです。」とのことでした。以前、我が家のハムスターが病気になった時、管理人とことんは外科的処置をしないで薬を飲ませましたが、動物病院の薬の効きに驚きました。薬を与えると、しこりがほとんど分からないくらい小さくなりました。ただ、これで治ってしまう時と、薬をやめるとまたしこりが大きくなってくる時があります。薬で治らない場合は、手術で腫瘍を摘出するか、そのままハムスターの生命力と寿命にまかせ、飼い主として一生懸命、普段のお世話に磨きをかけ最後までお世話してあげるか、飼主にとって辛い判断ですがどちらか選択することになります。
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