とことんハムスター飼育情報
皮膚の病気
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 皮膚病の原因は色々ありますが、皮膚病の多くは飼育環境が大きく関係しています。飼育ケージ内がいつも汚れていてとても不衛生であったり、エサの与え方が偏っていたりすると皮膚病を引き起こす原因になります。ハムスターの皮膚病で特に良くみられるのが、ニキビダニによる脱毛で、外用薬の塗布によってほとんど良くなります。外用薬はダニを殺してくれる物を使います。人間用の塗り薬はかえって症状を悪化させることになるので、動物病院で診察して薬を頂きましょう。腎臓や副腎(ふくじん)、甲状腺などの病気が原因になっている場合は、まず治療が不可能です。ストレスでも皮膚病になることがあります。飼育ゲージの近くに、ハムスターにとって騒音になる物や犬や猫など危険を感じる動物や物、温度が非常に高かったり低かったりすると強いストレスを感じます。老化は皮膚病の直接の原因ではありませんが、ハムスターに限らず動物は歳を重ねていくほど免疫力が落ちてきます。免疫力が落ちるということは、皮膚病だけではなくすべての病気に若い時よりかかりやすくなります。年老いたハムスターには、若い時より病気にかからないように愛情を注いであげましょう。皮膚病の予防には飼育管理と栄養管理の両方を日頃からきちんとすることが大切です。
アレルギー性皮膚炎  病気・ケガ早見表へ戻る
原因
 床材や飼育用品の材質、食事などにアレルギー反応をすることで発病します。肥満のハムスターに起こりやすい皮膚病です。症状は軽い脱毛と湿疹が出ます。特にお腹や腹側に出来やすく、人のアトピー性皮膚炎のようにべたべたしています。
治療
 ステロイド剤を使うと治りますが、カビを助長させる作用があるためカビが原因の皮膚炎の場合は逆効果になります。
応急処置
 すぐに動物病院に連れて行きましょう。アレルギー性皮膚炎と診察された時には、薬も大切ですがアレルギーの原因になっている物を取り除かなければ解決にはなりません。床材や飼育用品、エサなどを変えてみてアレルギーの原因を探ってみましょう。すぐに病院に行けない場合は皮膚を柔らかい布で拭いてあげましょう。
予防
 日頃から運動や栄養管理をしっかりすることも大切です。飼育ケージを清潔に保ちエサの交換もこまめにするようにしましょう。
栄養性皮膚炎
原因
 偏った食事や栄養不足から、顔やお尻に脱毛が起こります。
治療
 偏ったエサの与え方をしているなら、栄養バランスのとれたエサに改善し、ビタミンB群などを含んだ総合栄養剤を添加してもよいでしょう。エサの管理がうまく出来ない方は、栄養バランスのとれたペレットを活用する方法もよいでしょう。
応急処置
 エサを改善してあげましょう。万遍なくいろいろなエサを与え栄養バランスがとれたエサの与え方にしましょう。ビタミン剤を追加してあげたり、ペレットなど総合的に栄養が万遍なくとれる食べ物を与えましょう。
予防
 栄養バランスのとれたエサの与え方に勤めましょう。特にタンパク質が不足すると脱毛しやすくなります。ハムスターが好きなエサを沢山あげたい気持ちは解かりますが、好きなエサを沢山与えること=(イコール)愛情ではありません。
細菌性皮膚炎
原因
 細菌が皮膚に感染して脱毛症状が起こります。体の一部に脱毛症状が起きたりします。飼育ケージ内がいつも汚れていて不衛生であったり、他のハムスターに咬まれた咬み傷などに細菌が感染して起こります。ゴールデンハムスターにはあまり見られませんが、ドワーフ系のハムスターに多く見られる病気です。
治療
 動物病院で渡される抗生物質などを飲ませることになります。
応急処置
 飼主には応急処置は難しいです。
予防
 飼育ケージ内を常に清潔にします。エサの交換もまめに行う他、生物(なまもの)は食べ残したらすぐ飼育ケージから取り除きましょう。トイレ砂もまめに交換し、床材がオシッコで汚れていたらその部分だけでも床材を交換しましょう。巣箱の巣材も汚れがひどかったり湿っていたら交換しましょう。咬み傷が心配なら1匹ずつ飼育ゲージで飼育しましょう。
ニキビダニ 病気・ケガ早見表へ戻る
原因
 ニキビダニはハムスターの皮膚に寄生して皮膚を食べてそこで生活しています。ニキビダニにやられた皮膚の上に生えている毛が抜けてしまったりします。多くは首の後ろ、背中、腰の毛が抜けます。痒みがひどい時は咬んだり引っかいたりしてしまい、脱毛の他に皮膚を傷つけてしまい、まれに化膿するときもあります。ハムスターが若くて元気な頃は、皮膚に免疫力がありニキビダニもおとなしくしていますが、体調が悪くなったときや老化で免疫力が低下してくると元気になり活動し始めます。
治療
 動物病院に行き診察してもらい、ダニを退治する治療をすることになります。治療方法としては、塗り薬やニキビダニを駆除する注射で治療します。副作用で食欲が落ちる症状がでます。病院で治療を受けた日にハムスターには申し訳ないですが、飼育ケージの大掃除をして日光消毒や熱湯消毒などをして、飼育ケージに残っているかもしれないニキビダニも退治した方が良いと管理人とことんは思います。ハムスターは動物病院に行って疲れているかもしれませんので、大掃除をする場合はゆっくり休める仮の飼育ケージを動物病院に行く前に用意することをお勧めします。
応急処置
 飼主は応急処置できないので、動物病院に連れて行き皮膚に寄生しているニキビダニを駆除をする塗り薬や注射するしかありません。
予防
 多頭飼いしている場合、ニキビダニによる症状が現れたハムスターから、他のハムスターにニキビダニが移らないように別の飼育ケージに移動させましょう。免疫力を低下させないためにも、運動させたり、栄養管理をしっかりしたり、過度なストレスを与えないようにしましょう。基本は飼育ケージ内をキレイに保つことです。
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